ファミリークローゼットを採用した4つの理由!メリットとデメリットも解説

ファミリークローゼット メリット 新築

そろそろ家を建てようかと考えてるんだけど収納どうしようかな?

帰宅してすぐ鞄や上着をかけられるスペースがほしいなぁ

せっかく新築するなら、あまりモノを増やさない生活がしたい…

そんなあなたの参考になると嬉しいです。


現在建築中の我が家ですが、玄関そばに約4畳のファミリークローゼットを設けています。

家を建てるにあたって、どうしても採用したかった間取りの1つが「ファミリークローゼット」。

(関連記事)ブログで間取り公開!ほぼ平屋の34坪!

ファミリークローゼットは、ここ数年で採用される方が増えてきた間取りです。

アユミン

長女が生まれる前に産休に入るとき(6年前)は、ファミリークローゼットを採用する方は少なかったですね!

インスタなどのSNSでも、オシャレなファミリークローゼットが投稿されていたりするので、ぜひ探してみてください。


今回は、ファミリークローゼットのメリット・デメリットを解説しながら、ウチがファミリークローゼットを採用した4つの理由を紹介していきます。


目次

ファミリークローゼットとは

ファミリークローゼットとは、家族全員分の洋服や鞄などをまとめて収納できるスペースのことです。


従来の間取りはそれぞれの部屋にクローゼットや十分な収納スペースを設置する間取りが多かったですが、近年はファミリークローゼットを採用して、それぞれの部屋の収納スペースは小さくする方が増えています。

ファミリークローゼットは、出勤・帰宅動線を考えて1階の玄関周辺に採用されることが多い収納スペースです。

マル

帰ってすぐにコートや鞄を収納できるので、リビングが散らかりづらくなります!

ファミリークローゼットの4つのメリット

近年、採用されることが増えているファミリークローゼットですが、個人的に4つのメリットがあると考えています。

ファミリークローゼットの4つのメリット

  • リビングが散らからない
  • 家事が楽になる
  • 子どもの着替えや準備が楽になる
  • モノの量を管理しやすい

リビングが散らからない

ファミリークローゼット メリット デメリット

仕事から帰って、とりあえず上着や鞄をリビングのソファやダイニングのイスの上に置いておく…ズボラさんにはあるあるな光景だと思います。

帰宅後、ファミリークローゼットで上着をかけて鞄を置いて、LDKに入る動線にすることでLDKが散らかりにくくなります。


小学生なら、ファミリークローゼットで制服から部屋着に着替えて、ランドセルを置いてからリビングでテレビを見たりゴロゴロしたりする感じになります。

玄関とリビングの間にファミリークローゼットを配置することで、必然的にファミリークローゼットを通る形になるため、着替えや片づけをサボりにくくなります。

マル

毎日子どもに「カバンは片付けなさーい!」ということがなくなります。

アユミン

(あなたのカバンもね…)

家事が楽になる

ファミリークローゼットがあれば、洗濯物を畳んだあとに、それぞれの部屋にもっていく必要がありません。

洗濯動線を考えてファミリークローゼットを配置することで、「家事ラク動線」にすることができます。


ファミリークローゼットとランドリールームの距離を近づけることで、洗濯物の動線がグッと短くなり家事の時短やストレスの軽減につながります。


上記の画像のとおり、ウチの場合は「脱衣室兼ランドリールームで洗濯~乾燥~畳むまで終わらせて、必要な分はファミクロに収納」という動線になっています。

家族の衣類をファミクロに集中することで、洗濯物の負担はグッと少なくなります。

アユミン

将来的には、「自分の分は自分でファミクロに収納する」を徹底していきます。

マル

私も母親から「自分の着替えは自分で部屋に持って行きなーい!」と言われていました(遠い目)


ファミリークローゼットは単独でも機能しますが、動線を意識することで、家事負担を大きく軽減できる間取りになります。

(関連記事)家事ラクな家にするための7つのポイント!
(関連記事)脱衣室と洗面室を分けるべき4つのポイント!

子どもの着替えや準備が楽になる

子どもが幼稚園や保育園に通園している方なら、毎朝の通園の準備にストレスを抱えている人も多いはず。

ファミリークローゼットがあれば、子どもと一緒に朝の準備や着替えをすることができます。

子どもに忘れ物がないか声をかけながら、自分の着替えや準備を進められるので、朝の準備が少し楽になります。

アユミン

「ハンカチ持ったー?」が毎朝の合言葉です笑


モノの量を管理しやすい

各部屋にクローゼットがあると、それぞれがどれくらいの量のモノ(主に服)を持っているのかが把握しにくくなります。

特に子どもはすぐに大きくなってしまうので、「サイズアウトした服がずっとクローゼットにあった」なんてこともしばしば。

もちろん子どもだけでなく「この服全然来てないけど使うの?」「あれ?こんな服持ってたっけ?」と夫婦間のチェック機能としても働きます。

マル

私は「服なんか最低限でいいんだよ派」です。アユミンの服もしっかりチェックしていきます。

アユミン

グヌヌヌ…

(関連記事)「収納なんかいらない」って言いたい。


また、ファミリークローゼットで、それぞれの服がオープンになっていることで、夫婦や親子で服の貸し借りができるかもしれません。

ウチの場合はアユミンが私の服をちょいちょい借りています。

アユミン

親子で服の貸し借りをできるっていいなぁ


ファミリークローゼットの2つのデメリット

人気のファミリークローゼットですがデメリットもあります。

デメリットも理解したうえで、採用するかどうか検討してみましょう。

ファミリークローゼットのデメリット

  • 大きな面積が必要
  • 子どもが成長すると嫌がる可能性がある


大きな面積が必要

ファミリークローゼットは大きな面積を必要とします。

4人家族なら目安として3畳以上必要になります。

衣類を収納するだけであれば多少狭くしても大丈夫かもしれませんが、ファミリークローゼット内で着替えることを想定しているなら4畳前後の広さを確保した方がいいです。


特に、朝の時間帯は混み合うので、ある程度余裕のある広さがあった方がスムーズに行き来できます。

ファミリークローゼットはどうしてもまとまった面積が必要になるので、土地があまり大きくない場合は採用しない方がいいかもしれません。

アユミン

ファミリークローゼットのためにLDKを狭くするというのも違うかなぁと思います。

マル

ウチはリビングをコンパクトにしましたが…何を取るか問題ですね…。そこも家づくりの楽しみの1つです!

ウチも家族4人で約4畳のファミリークローゼットをつくりました。

(関連記事)新居完成!ブログでルームツアー

子どもが成長すると嫌がる可能性がある

子どもが成長すると、さすがにファミリークローゼット内で着替えるのは嫌がる可能性が高いです。

アユミン

特に女の子はそうだと思います。

対策として、ファミリークローゼットの近くに脱衣室を設けることで、着替えるスペースを確保することができます。

十分なスペースがあれば、カーテンなどで目隠しをしてファミリークロゼット内で着替える方法もあります。

ファミリークローゼットを採用するときの4つの注意点

使い勝手の良いファミリークローゼットにするためには、押さえておくべきポイントがあります。

ファミリークローゼットを採用するときの注意点

  • 間取り(動線)が重要
  • 24時間換気ができるように
  • 可動棚にしておく
  • 収納の奥行は60cmくらい欲しい


間取り(動線)が重要

使いやすいファミリークローゼットにするためには、間取り(動線)が重要です。


リビングから玄関に行くまでの動線にファミリークローゼットを配置することで、外出時・帰宅時の着替えや準備をスムーズに行うことができます。

また、前述したとおり、ランドリールームの近くに置くことで洗濯物の動線が短くなるのも重要なポイント。

アユミン

「とりあえずファミリークローゼットが欲しい!」という勢いだけで採用しないように気を付けてください!

マル

玄関から離れた場所にファミリークローゼットがあっても使いにくいかもしれません…。



24時間換気ができるように

ファミリークローゼットには換気扇を設置しておくことをおススメします。


衣類は湿気を含みやすく、「気づかないうちにカビがはえていた…」なんてことも。

ランドリールームに近い位置に配置するなら、なおさら湿気が入り込む機会が多いので湿気対策は不可欠です。

マル

なんらかの原因で換気扇が使えない場合は、扇風機やサーキュレーターで空気の流れをつくることも有効です!

アユミン

除湿器や置き型の除湿剤でもOKです!



可動棚にしておく

https://twitter.com/arayan2021/status/1351845747529035777

ファミリークローゼットの棚は可動棚にしておきましょう。

可動棚にしておけば、収納するモノが変わっても臨機応変に高さを変更することができます。

マル

例えば、保育園のバッグからランドセルになったり、ランドセルから中学生用のバッグになったりしても稼働棚なら大丈夫です!

アユミン

子どもが小さいときは低い位置の棚しか使えませんが、身長が伸びると大人と同様の高さの棚でも使いこなせるようになります。

ファミリークローゼットに何を置くのか、どこの位置に置くのかは家族間でもそれぞれ違います。

棚を固定してしまうと、せっかくのスペースが有効活用できなくなってしまうこともあるので、できるだけ稼働棚にしておいた方が使いやすいファミリークローゼットになります。

収納の奥行は60cmくらい欲しい

ファミリークローゼットの収納部分の奥行は60cmくらいはほしいところです。

ハンガーに服を書けたときの幅が55cm~60cmとなります(ダウンジャケットなどの厚みがある衣類を除く)。


最低限、それくらいの奥行を確保しておかないと、衣類の収納スペースとしては使いづらくなってしまいます。

逆に奥行がありすぎると、奥のモノが取りづらかったりしてデッドスペースになってしまう場合もあります。

アユミン

ファミリークローゼットに何を収納するのか計画しておくことが重要です!

ウチがファミリークローゼットを採用した4つの理由

私も妻と話し合って、ファミリークローゼットを採用しました。

参考までに、ウチがファミリークローゼットを採用した4つの理由をご紹介します。

ファミリークローゼットを採用した4つの理由

  • 家の中で収納スペースを減らしたい
  • モノを自分で管理することを身につける
  • LDKが散らからないように
  • 家事ラク動線として


家の中で収納スペースを減らしたい

私の考え方として「収納スペースはあまり作りたくない。」という気持ちがあります。

収納スペースを広くとるよりも、家族が過ごすスペースを充実させたいと考えています。

そのため、リビング収納や各部屋の収納を減らし、ファミリークローゼットを充実させることにしました。

マル

収納スペースがある分、モノが増えてしまうものです…。

(関連記事)「収納なんかいらない」って言いたい…

モノを自分で管理することを身につける

私はあまり片付けや整理整頓が得意な方ではありません(むしろ苦手)。

そのため、子どもにはなるべく片付けや整理整頓ができるような環境を整えたいと考えています。


ファミリークローゼットには、家族4人それぞれのスペースを確保しているので、「自分のモノは自分で管理する」という意識をもってもらいたいところです。

マル

スペースが限られているので、「モノを増やさない」という意識も持ってほしいところ!

アユミン

…気を付けます(涙)


LDKが散らからないように

ファミリークローゼット 新築 メリット

ウチは自他ともに認めるズボラ夫婦なので、仕事用のバッグやジャケットなどがダイニングのイスなどにポンっとかけられていることが多々あります。


子どもたちの幼稚園バッグなども「とりあえずダイニングテーブルに置いてあとで片付けよう!」という感じ…。

玄関からLDKまでの動線にファミリークローゼットがあることで、上着やバッグなどを置いてからLDKに入る動線が完成するので、LDKが散らかることは少なくなるはず。

アユミン

イスやソファにポンッ!からは卒業します笑


家事ラク動線として

現在、賃貸に住んでいますが、毎日の洗濯がなかなかストレスです。

洗濯機を回して、室内物干しのある部屋まで運んで、乾いたらリビングで畳む…。

あたり前のことではあるんですが、1日でもサボると洗濯機がパンパンになってしまうのでサボれないストレス…



新居では乾燥機能がついたドラム式洗濯機を購入する予定なので、少しはストレスが軽減されるはず。

そして、畳んだ洗濯物もファミリークローゼットに収納すれば完了なので、家事が楽になることを期待しています。

アユミン

将来的には、畳んだ洗濯物は各自で自分のファミクロスペースに収納してもらう予定です!

マル

自分のモノは自分で管理を徹底していきます!

SNSで見つけたお洒落なファミクロ

インスタ、ツイッターなどのSNSではお洒落なファミリークローゼットの写真がたくさん投稿されています。


マル

参考にしたいファミリークローゼットは、ぜひ写真を保存しておいてください!

アユミン

住宅会社の打ち合わせのときに「こんな感じにしたい!」と、お客様から具体的な提案をしてもらえると助かることも多いです!

まとめ:ファミリークローゼットを採用した4つの理由

ファミリークローゼットは近年採用される方が増えている収納の1つです。

人気のファミリークローゼットですが、何を収納するのか、間取りをどうするのかをきちんと考えないと、使い勝手が悪いスペースになってしまうかもしれません。

帰宅動線や洗濯動線を考えることで、家事ラクの間取りにすることができます。

アユミン

色々な間取りを参考にして使い勝手のいいファミリークローゼットにしましょう!

マル

SNSなどで画像検索してみるのもオススメです!

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