【土地探し】分譲地の3つのメリット・4つのデメリットを解説!

分譲地 メリット デメリット

そろそろ家づくりを始めたいんだけど、土地から探さないといけない…

分譲地が気になってるんだけどどうだろう…

そんなあなたの参考になると嬉しいです!


ウチも2022年に新居を建てるために分譲地を購入しました。

家づくりのなかでも、特に時間をかけて検討する価値があるのが土地探しです。

アユミン

ウチの工務店でも、なかなか良い土地が見つからず着工ができないお客さんも多いです。

マル

ウチは早めに見つけられて本当にラッキーでした。

家を建てる住宅会社や間取り、仕様が決まっても、肝心の土地が決まらないと家を建てることはできません。

今回は、「分譲地」についてメリットやデメリットなどを解説していきます。

目次

「分譲地」って何?

分譲地 メリット デメリット

分譲地は、住宅会社や不動産会社が大きな土地を購入した後に、いくつかの区画に分けて販売する土地です。

基本的には、元々田んぼや山だった土地を、宅地として販売しています。


住宅会社ではない不動産会社が持っている分譲地は、自分が選んだ住宅会社に家を建ててもらうことができます。

住宅会社が持っている分譲地は「建築条件付き土地」になっている場合があります。

建築条件付き土地って何?

「建築条件付き宅地」の場合は、その住宅会社で家を建てる必要があります。

分かりやすく言うと「ウチで家を建ててくれる人にこの土地を売ります!」ということです。

住宅会社としては、土地だけでなく家も建ててくれるお客様なので、土地の価格を抑えて販売しても利益が確保できるというメリットがあります。

どうにか他の住宅会社で建てられないの?

アユミン

住宅会社によっては建築条件を外してもらえる場合もあります。

「建築条件付き土地」の場合でも、住宅会社によっては建築条件を外してもらえる場合もあります。

ですが、土地価格の引き上げが条件となる場合がほとんどです。

もちろん、建築条件を外すか外さないかは住宅会社次第なので、+αのお金を払う意志を伝えても、建築条件を外してもらえない場合もあります。

マル

ウチの場合も建築条件付きでしたが、+αを支払って外してもらいました!

アユミン

気になる土地があったら、すぐに電話で聞いてみることが大切です!


分譲地の3つのメリット

分譲地 メリット デメリット

分譲地は、住宅会社や不動産会社が土地を購入し、いくつかの区画に分けて販売されている土地になります。

分譲地と「昔からある宅地」を比較するして、分譲地のメリットを解説していきます。

分譲地の3つのメリット

  • 電気、水道などが整備されている
  • 価格が分かりやすい
  • 人間関係が構築しやすい


電気、ガス、水道などが整備されている

分譲地は、不動産会社や住宅会社が土地を購入した後に宅地として改良し販売しています。

電気、水道などが整備されているので、土地を購入後に別途費用が発生するということはほとんどありません(土地の購入費用として、上下水道の整備費などが含まれてきます)。

アユミン

田舎の方などは下水道ではなく、浄化槽の設置となる場合もあります。

どの程度整備されているかどうかは分譲地によって異なるので、土地を持っている不動産会社や住宅会社への確認をおすすめします。

価格が分かりやすい

分譲地 メリット デメリット

分譲地は、不動産会社や住宅会社が測量等を行い、水道などのライフラインを整備して販売しています。

そのため、土地購入後に別途発生する費用が「昔からある宅地」と比較して少ない傾向にあります。

例えば、水道引き込み工事や下水道の整備などは販売時点で整備済みの場合がほとんど。


もちろん、それらの整備費用は分譲地を購入する際に販売元から請求されますが、金額があらかじめ明確になっているので「そんなの知らなかった!」ということがないのは大きなメリット。

アユミン

ウチも、水道加入金や下水道負担金の名目で土地代金とともに請求されました。

「昔からある宅地」を購入した場合、下水道が未整備で購入後に下水道を整備することになった場合、土地購入時に予算を確保していなければ予期せぬ出費となってしまいます。

人間関係が構築しやすい

分譲地 メリット デメリット

分譲地は基本的に一斉に販売が開始されるため、住民がほぼ同じタイミングで新生活をスタートさせます。

新しいコミュニティがつくられるので、「すでにあるコミュニディに少しずつなじんでいく」という必要がありません。


「昔からある宅地」の場合、以前からの人間関係が出来上がっていて馴染むのが難しい場合もあります。

また、分譲地は特にファミリー層からの人気が高いので、同じ年ごろの子どもがいることも多いので、子どもを通して人間関係が広がっていくこともあります。

アユミン

ウチの分譲地も、5~10歳くらいの子どもがいる家庭ばかりでした(世そもそも区画が少ないですが)。


分譲地の4つのデメリット

分譲地には、メリットだけではなくデメリットもあります。

マル

対策できる部分もあるので要チェックです!

分譲地の4つのデメリット

  • 建築条件付きの土地である場合がある
  • 交通の便が悪い(中心地から遠い)場合も
  • 広い土地は少ない
  • 隣の家との距離が近すぎるかも


建築条件付きの土地である場合がある

分譲地 メリット デメリット

分譲地を購入する際は、建築条件付きの土地であるかどうかを確認しておきましょう。

特に、住宅会社が販売している分譲地の場合、建築条件付きの土地である場合が多いです。

建築条件を外してもらえるかどうかは販売元次第になるので確認が必須。

アユミン

建築条件を外すために別途費用が必要な場合が多いです。


交通の便が悪い(中心地から遠い)場合も

分譲地は、元々が山や田んぼであった土地が多く、中心市街地から離れた場所であることが多いです。

車で通勤する方にとってはあまり影響はないかもしれませんが、電車通勤の方や自転車での移動がメインの方にとっては不便さを感じてしまうかもしれません。

もちろん、車移動が前提となるエリアであれば、駐車場が確保できる程度の広さに区画割されて販売されることが多いので、その点は安心です。

アユミン

ウチも田舎な土地なので、どの家庭でも2台以上の駐車スペースを確保されています。


広い土地は少ない

分譲地 メリット デメリット

分譲地は、不動産会社や住宅会社が広い土地を購入し、複数の区画に分けて販売しています。

「広い土地」というのは魅力的ではありますが、どうしても高額になってしまい、購入できる方も限られます。


販売元としては、売れない土地は完全に赤字になってしまうので、「売れる金額=ほどほどの広さの土地」に区画割をして販売します。

そのため、「平屋にして大きな庭をつくって、駐車場も3台分ほしい!」という方は、分譲地で条件を見たせる土地を探すのは難しい場合があります。

でも、どうしても広い土地が欲しい!

という方は、隣り合う分譲地を2区画分購入するという方法もあります。

当然、2区画分の土地費用が発生してしまいますが、「どうしても広い土地が欲しい!」という方は、分譲地を2区画分購入するという方法があることも覚えておいて損はありません。

マル

「この2区画分買います(現金で)」って言いたい…


隣の家との距離が近すぎるかも

分譲地 メリット デメリット

「広い土地は少ない」というデメリットと類似する部分もありますが、分譲地で家を建てると隣の家との距離が近すぎる問題が発生するかもしれません。

分譲地は、必要十分な広さの土地で販売されており、ゆとりのある広さとは言えない土地が多いです。


そのため、家を建てたあとに、「思っていたよりも隣の家との距離が近い…。」となってしまう場合があります。


すでに隣の家が建っている状態であれば、隣の家との距離なども考えて家の配置や窓の位置なども調整が可能です。

ですが、自分の家が完成したあとに隣の家が建つ場合、対策をするのは大変です。

お隣さんが家を建てたんだけど、ウチの窓から見える景色がお隣さんの壁になっちゃった…。

という可能性もあるので、隣の家が建っていない場合は、様々な想定をしたうえで家の位置や間取りを考える必要があります。

分譲地に向いている人、向いていない人

分譲地のメリットとデメリットを解説したうえで、分譲地に向いている人・向いていない人を紹介していきます。

分譲地に向いている人
  • 子どもがいる人、産む予定のある人
  • 中心地から少し離れていても問題ない人
分譲地に向いていない人
  • 子どもが嫌いな人、静かに過ごしたい人
  • 大きな家や庭が欲しい(広い土地が欲しい人)
  • 車以外の移動手段がメインな人


特に、分譲地は小さな子どもがいる世帯が多いので、子どもが苦手な人や静かな生活を送りたい人は避けた方がいいかもしれません。


まとめ:分譲地のメリットとデメリット

分譲地はインターネットだけでなく、チラシや看板などで広告されていることも多く、家づくりを検討している方は気になっている方も多いと思います。

販売元が水道や下水道を土地を整備しているため、土地購入後に予定外の出費を抑えることができるのが分譲地のメリットの1つです。


ですが、「建築条件つき土地」になっている場合も多いので、その点は要注意。

建築条件を外してもらえるかどうかは販売元次第になってしまいますが、交渉する価値は高いのでぜひ連絡して確認しましょう。


分譲地は、ファミリー層が購入する場合が多く、子どもを介した人間関係が構築しやすいのも魅力です。

反面、子どもたちの笑い声や泣き声などが聞こえてくる場合もあり、静かに暮らしたい方にとっては不向きな一面もあります。


分譲地も含めて、良い土地はすぐに売れてしまうので、早めに情報を収集することが大切です。

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