注文住宅で家を建てたいんだけど、あまりお金はかけられない…
注文住宅って高いよなぁ…規格住宅にしようかなぁ…
住宅会社から見積りもらったんだけど、どうにか安くしたい!
そんなあなたの参考になると嬉しいです。
現在、我が家も新築工事が進んでいますが、予算の問題はかなり大きいものがありました。(2022年10月に完成しました!)
夫婦共働きですが、決して裕福ではありませんので…。
家の方も豪邸ではありませんが、背伸びせずウチの理想の家ができそうです。
「これから家づくりを始めたい!」「そろそろ家を建てようかなぁ。」と考えている人にとって、一番最初に悩むのが家づくりの費用の部分だと思います。
今回は、注文住宅をなるべく安く建てるために、知っておくと役に立つ知識を6つご紹介します。
我が家の家づくりの経験+工務店で勤務するアユミンの視点も踏まえて解説していきます。
注文住宅をなるべく安く建てる方法
「なるべく安く、理想の家を建てたい!」というのは誰もが思うところ。
ウチも限られた予算のなかでどうにかこうにか工夫して費用を抑えました。
工務店で働くアユミンの視点も踏まえて、注文住宅をなるべく安く建てる方法を解説します。
ウチで採用した方法もあれば、採用しなかった方法もあります!
- 延べ床面積を減らす
- 総二階建てにする
- 水回りをなるべく近づける
- 窓の数を減らす
- 扉や壁を減らす
- バルコニーはやめた方がいいかも
延べ床面積を減らす
家づくりの費用を抑えるためにまず考えるべきことは、延べ床面積を減らすことです。
シンプルな方法ですが、高価は大きいです!
延べ床面積が小さくなると、基礎や壁、屋根の面積も小さくなるので費用に直結します。
廊下をなくせるような間取りや、リビング階段などを採用することで、延べ床面積を減らせる場合があります。
特に、基礎の面積を減らすことができれば効果大。
「どうにか延べ床面積を少なくできませんか?」と担当の営業さんなどに聞いてみましょう。
ウチもなるべく延べ床面積を減らせるように間取りなどを工夫しました。
結果としては、34坪(軒下の駐車スペースを除く)となりました。
ファミリークローゼットを採用したり、脱衣室から洗面台を独立させたりしていますが、なるべくコンパクトにできたのではないかと思います(自画自賛)
(関連記事)ほぼ平屋の34坪の間取りを公開!
(関連記事)脱衣室と洗面室を分けるべき4つの理由!
総二階建てにする
家の延べ床面積が同じであれば、平屋よりも総二階の方が費用が安くなります。
単純に計算すると、総二階の家は平屋と比較して「基礎や屋根の面積が半分」になるため、費用が安くなります。
また、平屋を建てる場合は広い土地も必要となります。
土地探しから始める場合は、土地の取得費用にも差が出てきます。
注意点として、メンテナンス費用は総二階の方が高くなる場合があります。
総二階の場合は、壁の塗り替えなどの際に足場を組む必要があるので、その点はお気を付けください。
水回りをなるべく近づける
お風呂、トイレ、キッチンなどの水回りの距離を近づけることで費用を抑えることができます。
また、2階建ての場合は2階トイレを採用しない方が費用的には安くなります。
家族の人数などによって2階トイレの採用は慎重に検討しましょう。
トイレが2か所だとトイレ掃除も2か所になりますし…
我が家は4人家族で、トイレは1階の1か所のみですが、家族が5人以上であれば2階のトイレもあったほうが良いかと思います。
窓の数を減らす
窓の数をなるべく減らすことで、工事費用を抑えることができます。
また、外壁と比較して、窓は断熱性や気密性が落ちてしまいます。
断熱性や気密性が落ちると、エアコンが効きづらくなったり、大げさに言うと夏は暑く冬は寒くなってしまいます。
ウチもなるべく窓を減らして費用を抑えました。
大開口の窓…憧れますけどね。。
窓自体の価格だけではなく、カーテンレールやカーテン本体の費用も抑えられるので馬鹿にできません。
窓を減らすことで掃除の手間も少なくなるので、必要がない窓はつけない方が賢明です。
扉や壁を減らす
家のなかの扉や壁を減らすことも費用を抑えることにつながります。
壁や扉を減らすってどういうこと?
例えば、クローゼットの扉をなくしてオープンにしてみたり、部屋を壁材で仕切らずに大部屋にすることで壁や扉を減らすことができます。
ウチの場合も書斎は設けず、2階のホールにワークスペースという形で採用しました!
壁材で仕切らないことで、各部屋にエアコンを設置する必要もなくなります(大きなエアコンが必要になりますが)。
プライバシーを確保したい場所と、そうでもない場所を区別するのが大事です。
バルコニー(ベランダ)はやめた方がいいかも
新築の費用を抑えるためにはバルコニー(ベランダ)はやめた方がいいかもしれません。
工事代金が抑えられるのはもちろんですが、バルコニーやベランダは雨風にさらされるため、劣化しやすくメンテナンスが必要になります。
性質上、雨漏りが発生しやすくなってしまうので、「どうしてもベランダが欲しい!」という方は避けた方がいいと思います。
住宅会社の標準仕様でバルコニーがついている場合は、バルコニーを外せるかどうか確認してみてください。
ウチはベランダを採用しませんでした。
もともと室内干し派だったので、費用を抑えられるならベランダはいらないかな?という感じです。
(関連記事)もう僕たちにベランダは必要ない。
(関連記事)「家事ラクな家づくり」7つのポイント!
注意:メンテナンス費用も考えたほうが良い
今回紹介したのは、あくまでも新築の初期費用を抑える方法です。
ですが、いくら建てるときの費用を抑えても、メンテナンス費用が高額になってしまうと意味がありません。
例えば、外観をシンプルにすれば建築費用を抑えることができるので、軒などを設けず四角形に近い家にした方が価格を抑えることができます。
ですが、軒には建物を雨から守る効果があり、軒がないと外壁に雨水が直撃してしまうことになります。
また、軒には真夏の日差しを遮る効果もあるので、冷房費用を抑えることもできます。
なので「軒を設けずに費用を抑える方法」はあまりおすすめしません。
キューブ型の家が好きな方もいるとは思いますが…。
まとめ:注文住宅を安く建てるための方法6選!
注文住宅を安く建てるための方法ということでご紹介しましたが、特に効果が大きいのは「延べ床面積を少なくすること」です。
延べ床面積を1坪減らすことができれば、50万円以上の費用を抑えることができることもあります。
その他の方法も、ちょっとした工夫で費用を抑えることにつながるので、ぜひ検討してみてください。
住宅会社さんからの間取りの提案を鵜呑みにせず、一旦よく考えてみましょう。
抑えた予算で、キッチンやお風呂のグレードアップをするのもアリです。
家づくりを成功させるためには、情報収集が必要不可欠です。
「タウンライフ家づくり」を利用すれば、無料で住宅会社の資料を取り寄せることができます。
3~5分程度で資料請求が完了します。
私も5社くらい資料請求を行いましたが、間取りや予算などメチャクチャ参考になりました。
家にいながら、気になる住宅会社の比較検討ができるので、やらない理由はありません。
思い立ったが吉日!です。
\ 無料で資料や間取りプラン・見積がもらえます!/
コメント