ベランダ(バルコニー)は要らないという選択。ベランダのメリットとデメリット。

ベランダ 必要ない

ベランダ(バルコニー)ってあんまり使わないと思うんだけど…

ベランダを付けないとあとで困ったりするかな…

ベランダのデメリットって何?

と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

アユミン

最近は、ウチの工務店でもベランダを設けない方が増えています!

マル

と言っているウチも、ベランダがない家を建築中です笑


先に結論ですが「ベランダやバルコニーは不要!」というのが私の考えです。


現在、賃貸アパートに住んでいますが、1年中部屋干しで解決しています。

衣類乾燥機能がついた除湿器を使用していますが、問題なく乾くので快適そのものです。

今回は、ベランダのメリットやデメリットを紹介しながら「ベランダは必要ない」と考える理由をご紹介していきます。

目次

ベランダ(バルコニー)のメリットや用途

ベランダ いらない

ベランダ(バルコニー)のメリットや用途は下記のとおりです。

  • 洗濯物や布団を天日干しできる
  • 2階のエアコンの室外機を設置する
  • 子どもが遊ぶスペース
  • 星や花火を眺める
  • 家の外観にメリハリがつく

洗濯物や布団を天日干しできる

ベランダの主な用途は、やはり洗濯物や布団を天日干しするためのスペース。

日光で洗濯物を気持ちよく乾かすためには、ベランダは欠かせない存在です。

マル

天日干しした「お日様のにおい」は気持ちいいですよね~

2階のエアコンの室外機を設置する

2階のエアコンの室外機を設置するためには、ベランダがあった方が便利です。

2階のエアコンの室外機を1階に設置する場合、工事費が高くなることがあるほか、配管が長くなるほど電力効率が落ちる場合があります。

「エアコンの配管が長くなるのは見た目的にちょっとなぁ」という方もいると思います。

子どもが遊ぶスペース

ベランダ いらない

ベランダのスペースが十分に確保できていれば、夏などに子ども用のプールなどで遊ばせることができます。

庭の広さが確保できない場合は、ベランダを広めに確保することで、屋外の遊びを楽しむこともできます。

星や花火を眺める

ベランダは外の景色や空を眺めることに適したスペースです。

家から花火が見える方や、天体観測が趣味の方にとっては最高ですね。

家の外観にメリハリがつく

ベランダの意外なメリットとして、家の外観にメリハリをつけてくれます。

家の壁にベランダなどの凹凸があると、家の外観に立体感が出ます。

家の外観に凸凹がないと、よく言えばシンプル、悪く言えばのっぺりとした印象になります。

それでもベランダがいらない4つの理由

ベランダ 必要ない

上記のように、ベランダにはメリットもあります。

それでも私が「ベランダは要らない」と考えている理由は4つあります。

  • 室内干しする選択肢がある
  • 動線が難しい
  • 雨漏りの可能性が増える
  • 工事代金が高くなる

室内干しする選択肢がある

ベランダの主な用途として「洗濯物や布団を干すスペース」が挙げられます。

が、雨の日や花粉、黄砂の季節などでベランダで干せない・干しづらい季節もあります。

日本の各都道府県の1年間の降水日数を平均すると、「124日/年(34.9%)」。3日のうち1日は雨が降るという結果になっています。(参照:統計でみる都道府県のすがた2017)

マル

ベランダをつくる際は、なるべく雨が吹き込まないよう工夫が必要です。

ウチは賃貸に住んでいたころから衣類用除湿機を使って室内干しをしていたので、家づくりにあたっても「ベランダって要らないよね!」という共通認識を持っていました。

ドラム式洗濯乾燥機など乾燥機能もついた洗濯機を購入すれば、洗濯物を干す手間も減り家事の時短にもなります。

アユミン

ウチの工務店でも、「ランドリールーム」を設ける方が増えています。

マル

わが家ではドラム式洗濯乾燥機を採用しながら、脱衣所兼ランドリーをもうける予定です。

(関連記事)家事ラクの家にする7つのポイント!

動線が難しい

基本的には、「洗濯はお風呂がある1階で行い、2階のベランダに干す」という動線になると思います。

ですが、この動線って面倒じゃないですか?

毎日洗濯のために階段を上り下りしなければいけません…。

マル

洗濯は毎日のことなので、動線はなるべくシンプルにしたいところです。

もちろん、洗濯機を2階に置くことで改善されるかもしれませんが、その場合はお風呂も2階に持ってこないと、結局「洗濯物を洗うために2階に上がって洗濯機を操作する」ことになります。

こんな感じで、洗濯動線を重視しすぎると全体の間取りが崩れてしまいます。


特に夫婦共働きの家庭では、家事の時短は重要項目。

ベランダを設けず、乾燥機能付き洗濯機を購入したり、1階に室内干しスペースを確保した方が、快適な生活ができます。


前述したように日本は雨が多い国なので、ベランダを設けたとしても「雨の日は洗濯物をどうするか」というのは考えておくべきポイントです。

アユミン

コインランドリーを利用する方法もありますが、経済的&時間的にもったいないですよね。

雨漏りの可能性が増える

ベランダは雨風や温度、紫外線などの影響をモロに受けるため外壁の塗装が劣化してしまい、ヒビ割れなどが発生しやすくなります。

雨漏りが発生すると壁の中の木材などが腐ってしまい、シロアリが発生してしまうこともあります。


上記にプラスして、ベランダは雨風にさらされる場所なので汚れやすい場所になります。

マル

定期的に掃除しないとすぐに汚れてしまいます。


リビングやダイニングなどは、長時間過ごす場所でもあるので定期的に掃除をする方がほとんどだと思いますが、ベランダの掃除まで徹底するのは難しい方も多いはず…。

どうしても汚れがちな場所になってしまうので、「だったらもう室内干しにしてベランダ作らない方がいいんじゃないか…」と思います。

工事代金、管理費用が高くなる

ベランダ デメリット

新築の工事代金の原則として、壁に凸凹がない方が工事代金が安くなります。

バルコニーやベランダを設ける場合は、「ベランダをつくらない場合の見積もり」も出してもらいましょう。

また、工事代金だけでなく、メンテナンス費用も発生します。

上記のとおりベランダやバルコニーは雨風にさらされるため、劣化しやすい環境にあります。

そのため、防水の塗装などのメンテナンスが必要になります。

ベランダを検討する場合は、あらかじめ耐用年数やメンテナンス費用などを住宅会社に確認しておきましょう。

まとめ:ウチはベランダ不要派です。

ベランダ 必要ない

ウチは夫婦そろってベランダ不要派です。

  • 洗濯物は乾燥機能付き洗濯機を使う!
  • 念のため脱衣所にランドリースペースを確保!
  • ズボラだからベランダの掃除まで手が回らない!

という考えのもと、ベランダを設置しない計画です。

「洗濯物は天日干しじゃないと!」という強いこだわりがある方以外には、ベランダは向かないと思います。


特に夫婦共働きで小さな子どもがいる「毎日が運動会状態」のような家庭では、家事の時短は最重要項目です。

乾燥機能付きの洗濯機を導入したり、1階に部屋干しできるスペースを確保することで、快適な家事動線を確保しましょう。

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