パントリーって必要なの?
パントリーには何を置くべき?
パントリーを配置するときに注意するべきことってある?
そんなあなたの参考になれば嬉しいです。
ウチの工務店でもパントリーの採用率は8割を超えています!
基本的にパントリーは常温保存できる食料品や調味料、日用品のストックを保存しておくためのスペースです。
夫婦共働きの家庭が増えていることもあり、まとめ買いをした食材、缶詰やレトルト食品を保管するためにパントリーを採用する方が増えています。
下記が該当する方はパントリーの採用をおすすめします。
- 家族が多く、食料品や日用品のストックが多い
- 週末にまとめ買いをすることが多い
- オープンなキッチンなので、キッチンにモノを置きたくない
- 調理家電が多い
コストコや業務スーパーが好きな方には必須です!
ホットクックなどの時短家電を使っている方にもおススメです!
逆に、下記に多く該当する方はパントリーを採用してもあまり使わないかもしれません。
- 少人数の家族
- 食料品や日用品のストックが少ない
- レトルト食品はあまり使わない
- 食事に困ったときはコンビニや外食で解決派
ウチは夫婦+子ども2人ですが、共働きということもありライフスタイル的にパントリーが必須でした。
業務スーパー好きだしね笑
使いやすいパントリーをつくることは、家事(特に料理)を楽にするために重要なポイントです。
パントリーに何を置くべきか、パントリーを採用する際の注意すべきポイントなどを解説していきます。
パントリーは必要?
パントリーを採用する方は多いですが、パントリーが必要かどうかは人によって異なります。
上記であげたとおり、少人数の家族の方やあまり食料品のストックをしない方には、パントリーの必要性が低いです。
逆に共働き世帯で育ちざかりの子どもがいる方などは、お米やインスタント食品、缶詰、ペットボトル飲料などなど食材のストックがモリモリ…という方も多いはず。
パントリーを活用することで、キッチン周りをスッキリと整理することができます。
最近はキッチンの上の吊り棚を設けない方も増えているので、キッチン周りの収納の重要性は高まっています!
パントリーが必要かどうかは、ライフスタイル次第です。
パントリーをどこに配置する?
パントリーに置いてあるものの多くは食料品や調味料などキッチンで使用するもの。
なので、当たり前ですがキッチンのそばに配置するのが鉄則です。
もう少し踏み込むと、なるべく玄関に近い位置に配置できれば収納が楽になります。
特に週末にまとめ買いする人は、大量の食材を抱えてパントリーまでたどり着かなければいけません。
パントリーまでの距離が短ければ、重たい荷物を持ち運ぶ労力が軽減されます。
勝手口の近くにパントリーを設置する方法もあります。
パントリーを採用するときのコツ
絶対パントリーが欲しい!
という方も多いと思いますが、パントリーは意外と「考えておくべきポイント」があるので抑えておきましょう。
- 扉をつける?つけない?
- 奥行、幅はどうする?
- パントリーのどこに何を置く?
扉をつける?つけない?
パントリーを採用するときにまず考えるべきポイントが、扉をつけるorつけないという問題です。
扉をつけるメリット
- 来客の目からパントリーを隠すことができる
- 子どものお菓子のつまみ食いを減らせる
扉をつけることで、パントリーの中を隠すことができます。
キッチンをスッキリと見せることができるので、来客が多い方は扉をつけた方がいい場合もあります。
パントリーに扉をつけることで、家に遊びに来た友人から見られないのはもちろん、子どもがお菓子を見つけてつまみ食いするのを防ぐことができます。
お菓子が目についたら、手が伸びてしまうのは大人も同じですけどね苦笑
扉をつけないメリット
- 扉がない分、収納しやすい取り出しやすい
- 見せる収納という選択肢
- 空気が循環しやすい
パントリーに扉をつけないことで、収納しやすく取り出しやすくなります。
また、扉をつけることで目隠しとなり、かえってパントリー内が散らかってしまう可能性もあります。
あえてパントリーをオープンにすることで、見せる収納にすることもできます。
100均などでオシャレな収納アイテムを探すのも楽しいです!
また、パントリー内に野菜を保管する場合などは、カビが発生しないように換気ができた方がいいです。
扉がなければ空気が循環しやすく、風通しが良くなります。
パントリーの奥行、幅の目安
パントリーの奥行は30cm~45cmが良いとされています。
奥行きが大きすぎると奥にあるものが取り出しにくく、そもそも保管していることを忘れていたなんてことも…。
気付いたときには賞味期限が切れていた…なんてことにならないように…。
パントリーの幅は70cm~100cmが一般的です。
幅は広い方が収納力はありますが、パントリーを広げすぎるとダイニングやキッチンの広さを圧迫してしまう可能性があります。
収納スペースも大事ですが、家族が過ごすスペースを快適にした方がいいと思います。
パントリーに何を置く?どこに置く?
パントリーに置くものは基本的に調味料やお菓子、缶詰などです。
ですが、工夫次第で色々なものを収納できます。
パントリー内のどこに何を置くかも使い勝手にメチャクチャ重要です!
パントリーに何を置きたいのか、事前にイメージしておきましょう。
パントリー上部
パントリー上部に置くものは、「軽いもの・動かさないもの」です。
例えば、ラップやキッチンペーパーなどの軽くて取り出しやすいものが向いています。
逆に、基本的に動かすことがないネット回線のモデムやルーターを設置するのもありです。
パントリー内にもコンセントを設置しておきましょう!
パントリー中段
パントリーの中段は最も取り出しやすい位置。使用頻度が高いものを収納しましょう。
例えば、お菓子や乾物、缶詰、パスタなどです。
お菓子は子どもの手の届かないところに置いておくとく考え方もアリです。
パントリーの幅が50cm以上あれば電子レンジを配置することもできます。
やっぱりパントリー内にもコンセントを設置しておいた方がいいですね!
もちろん、電子レンジ以外にもミキサーなど調理器具を収納するスペースにもなります。
パントリー下段
パントリーの下段には重たいものを配置します。
お米やペットボトル、お皿などを収納している方が多いです。
そのほかにもゴミ箱を置いたり、小型の冷凍庫を配置するスペースにもなります。
我が家のパントリー下部分は、ゴミ箱スペースにしています。
ゴミ箱本体の大きさだけではなく、フタを開けたときの高さを確認して配置しましょう。
上記のゴミ箱はフタが左右に開くので、最低限の高さで開閉するのでオススメです。
まとめ:パントリーって必要?パントリーを設置するときのコツ
パントリーが欲しい!と考えている方は多いと思いますが、使い勝手のいいパントリーにするためには意外と考えるべきポイントが多いです。
向いている人 | 向いていない人 |
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共働きの人 育ち盛りの子どもがいる人 インスタント食品や缶詰のストックが多い人 | 家族が少人数の人 料理は手作り派!の人 外食やコンビニ食が多い人 |
パントリーではなく、カップボードを広くした方がいい場合もあります。
「パントリーを採用する人が多いからウチも採用しよう!」ではなく、自分のライフスタイルを見直して、必要かどうかをよく検討しましょう。
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