外構費を節約したいんだけど…
これだけはやっとけ!って外構は何?
最低限必要な外構が知りたい…
そんなあなたの参考になると嬉しいです。
2022年10月に待望の我が家が完成しました。
引き渡し時点で外構が出来上がっていたのは、軒下駐車場につながる部分の砕石のみ。
人工芝や植栽はおろか、フェンスさえも設置していませんでした。
今回は、新築を建てる際に、最低限やっておきたい外構工事を紹介していきます。
あまり外構に予算をかけられない方や、「とりあえず最低限の外構で生活を初めて、後で必要な部分を足していきたい」という方はぜひご覧ください。
最低限やっておきたい外構
まずは、「いくら予算が少なくても、これだけはやっておきたい外構」を紹介します。
- 駐車場
- アプローチ
- 雑草対策
上記の3つは、引き渡しまでに完了させておきましょう。
駐車場
毎日車を使う場合、駐車場の整備は必須です。
車はとりあえず駐車できればいいんじゃない?
と思う方もいるかもしれませんが、駐車スペースが土のままだと雨が降ったときに車のタイヤや靴が泥だらけになります。
靴が泥だらけになると玄関周りも必然的に汚れてしまうので「雨が降るたびに玄関周りを掃除しないといけない…」となってしまいます。
駐車場を最低限の砕石で済ませる場合は、1㎡あたり6,000~10,000円程度の費用がかかります。
カーポートの設置を検討している場合も、家本体と一緒に設置場所を検討しないと、玄関から車の乗り降りまでの動線が使いづらくなってしまうことがあります。
駐車場は家本体といっしょに計画を進めておきましょう。
我が家は家本体と駐車場が一体化しているので、外構としての駐車場は考えずに済みました。
車は通勤や子どもの送迎、買い物など生活に強く結びついており、使いづらい駐車場にしてしまうとプチストレスになりかねません。
お金はかけられなくても、駐車場の位置などは家本体の計画と同様に早めに行っておきましょう。
アプローチ
アプローチ(道路から家の玄関までのスペース)も最低限やっておきましょう。
アプローチも駐車場同様の理由ですが、土のままにしておくと雨が降ったときに靴が泥だらけになってしまいます。
アプローチは外から見られることも多いので、予算に余裕がある方はお金をかけても良い部分です。
我が家は予算カツカツなので、砕石のみです。
見た目にお金をかけられるほど余裕はありません…
砕石のみのアプローチは最低限中の最低限です。
オシャレな外観とは言えませんし、多少雑草が生えてきます。
それでも、土をむき出しにしておくよりも泥汚れを防ぐことができ、雑草が生えるペースや量も少なくなります。
雑草対策
新築の外構工事では雑草対策も重要です。
雑草対策をやっておかないと、春や夏など定期的に草むしりをする羽目になります。
土がむき出しになっている面積が狭ければ、大きな負担ではありませんが、庭などの面積が広いほど雑草の管理は大変になります。
雑草が生えると見栄えが悪いだけではなく、虫が集まってしまう可能性もあり、とにかく厄介です。
雑草対策としては、とにかく土のままにしておかないこと。
土間コンクリートや防草シートなどで雑草を防ぎましょう。
我が家の庭は、引き渡し後3カ月で防草シート+人工芝を敷きましたが、さっさとやっておけばよかったと思っています。
できればやっておきたい外構
最低限やっておくべき外構を踏まえたうえで、「できればここまでやっておきたい外構」をご紹介します。
- 境界
- 防犯対策
我が家では、引き渡しの時点でここまでは整えきれておらず、現在進行形でDIYなどで整備しています。
境界
外構工事の「境界」は、自分の土地と道路・自分の土地とお隣さんの土地を区切る目的があります。
ブロック塀やフェンスで、境界を明確にすることが多いです。
分譲地の場合は、最低限のブロックで境界が整備されている場合もあります。
境界を明確にしておかないと、どこからどこまでが誰の土地なのか分からなくなります。
隣の子どもが勝手にウチの土地に入ってきてる…
隣の人、いつも駐車するときにウチの土地使って切り替えしてるんだよなぁ…
など、境界を明確にしておかないとご近所問題に発展してしまう可能性もあります。
最低限で良いので境界を明確にしておくと、上記のようなトラブルを防ぐことができます。
防犯対策
外構予算に余裕があれば、防犯対策もしっかりやっておきましょう。
空き巣などの侵入を防ぐにはフェンスが有効です。
視界を遮るフェンスよりも外から見えるような隙間があいたフェンスの方が防犯上は有利です。
外から見えないようなフェンスは、一度侵入してしまうと外部から全く見えなくなってしまいます。
空き巣がゆっくりと仕事できる環境ということですね…。
最低限のメッシュフェンスでも、空き巣の侵入を防ぐ効果はあるので、予算に余裕があればやっておきましょう。
また、メッシュフェンスがあることで、敷地から敷地外へ出る経路を限定することができます。
特に、大きな道路に面ししている場合、子どもが急に敷地外へ飛び出したりするとめちゃくちゃ危険です。
メッシュフェンスは外からの侵入を防ぐ意味もありますが、子どもが敷地外へ抜け出すのを防ぐ意味合いもあります。
小さな子どもがいる方は、事故を防ぐためにも引き渡し前に整備しておくことをおすすめします。
まとめ:最低限やっておきたい外構工事
新築を計画するときに、外構工事はどうしても後回しになりがちです。
ですが、せっかくステキな家を建てても、外構が手つかずでは快適な生活を送ることはできません。
土がむき出しのままで玄関周りが泥だらけになったり、雑草が生え放題の庭では新築の魅力も半減してしまいます。
なかなか外構に予算を割けない方も、最低限の予算は確保しておきましょう。
特に、最低限やっておきたい外構の3種は必須です。
複数の見積もりをとって、なるべく価格を抑えて満足のいく外構に仕上げましょう。
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