新築を考えてるんだけど、お風呂は何にしようかな。
タカラスタンダードのお風呂ってどんな感じなの?
リラクシアってJタイプとPタイプがあるみたいだけどどう違うの?
という方の参考になると嬉しいです。
2022年10月に待望の我が家が完成しました。
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我が家のお風呂は、タカラスタンダードのリラクシア(Jタイプ)にしました。
シンプルですが、掃除もしやすく使いやすいです。
賃貸のころよりも、浴室が少し広くなったので、家族3人(親のどちらかと6歳児+2歳児)で楽しくお風呂に入れます。
今回はタカラスタンダードのリラクシア(Jタイプ)の感想や、Pタイプとの違い、メリット・デメリットなどを解説していきます。
タカラスタンダードのお風呂(ビルダー向け)は2種類
タカラスタンダードのお風呂(ビルダー向け)には次の2種類があります。
リラクシア(Jタイプ) | ちょっと高価 |
リラクシア(Pタイプ) | ちょっと安価 |
ビルダー向け商品って何?
ビルダー向け商品は、タカラスタンダードが住宅会社向けに準備している商品です。
選べるカラーなどに制限がありますが、その分安く仕入れることができます。
当然ですが、個人で購入することはできず、一定規模の実績がある住宅会社のみ取扱いができます。
リラクシアの特徴(Jタイプ・Kタイプ共通)
タカラスタンダードのリラクシアには、JタイプとPタイプがあります。
2つのタイプの共通点をまとめると下記のとおりです。
リラクシア(Jタイプ・Pタイプ)の共通点
- ホーロークリーン浴室パネル
- キープクリーンフロア
- 震度6強相当の地震にも負けない強度
- 高断熱浴槽
ホーロークリーン浴室パネル
リラクシアの浴室パネルは、ホーローでできています。
表面がガラスでできており、とても滑らかなので汚れを落としやすいです。
普段の掃除は、入浴後にシャワーをかけながらスポンジで洗い流すだけでOK。
また硬いガラスが使用されているので傷がつきにくく、浴室の課題の1つであるカビが付きにくいのも大きなポイントです。
ホーロー製なので、ガラスの下地には金属が入っています。
そのため、マグネットアイテムがしっかりくっつきます。
結構な強度でくっついてくれるので安心です。
キープクリーンフロア
パッと見た感じ天然石にも見えますが、タカラスタンダードの浴室床「キープクリーンフロア」は磁器でできています。
FRPとは全然見た目が異なり、見た目としても高級感があります。
磁器タイル表面は、凸凹加工があり、滑りにくい仕上がりになっています。
6歳と2歳の子どもがいますが、床表面が滑りにくいので安心です。
また、タイルの1面が広いのでタイルとタイルの間の目地が少なく、掃除がしやすいです。
どうしても目地は掃除がしにくくなってしまうので、目地自体が少ないとカビの発生が少なくなります。
磁器タイルは非常に硬いので、硬めのブラシでゴシゴシ擦っても傷がつきにくいです。
傷がついてしまうと、その傷に汚れが入り込んでしまう可能性が高くなるため、FRPなどの樹脂製の床よりも耐久性が高いのも嬉しいところ。
磁器製の床は他のメーカーにはないポイントです。
震度6強相当の地震にも負けない強度
タカラスタンダードのユニットバスは、とにかく頑丈につくられています。
震度6強相当の振動を1分間与える耐震実験も行われており、高い耐久性が実証されています。
高断熱浴槽
タカラスタンダードの浴槽は外側にしっかりと保温材が吹き付けられています。
断熱風呂フタと高断熱浴槽をセットにすることで、4時間後の温度低下を2.5℃以内にすることができます。
そして、浴槽だけでなく浴室もしっかりと断熱されており、天井は24mm・周囲の壁側は16mmの断熱材が入っています。
冬でも外気の影響を受けにくいです。
我が家の浴槽を確認してみましたが、浴槽全体に発砲ウレタンが吹き付けられており、しっかり断熱されていることが分かりました。
リラクシア「JタイプとPタイプ」の主な違いは浴槽の違い
リラクシアってJタイプとPタイプがあるけど違いは何?
という方も多いと思います。
リラクシアの「JタイプとPタイプ」の主な違いは、浴槽の違いです。
リラクシア(Jタイプ) | キープクリーン浴槽(人造大理石) |
リラクシア(Pタイプ) | FRP浴槽 |
他のメーカーの人造大理石浴槽は、FRPの浴槽の表面に0.1mm程度の人造大理石が加工されているものが多いです。
ですが、タカラスタンダードのキープクリーン浴槽は人造大理石の層が約9mm。約90倍の厚みの差があります。
人造大理石浴槽は、FRPの浴槽と比較して約3倍滑らかな素材です。
肌に触れて気持ちがいいのはもちろん、FRP浴槽と比較して汚れもおちやすいので、浴槽をキレイに保つことができます。
基本的にはJタイプの方がPタイプよりも高額です。
住宅会社によって差額は異なりますが、PタイプからJタイプへグレードアップする場合は、約10万円のオプション費用が発生することが多いです。
我が家もJタイプへグレードアップしました。
お風呂は家族全員が毎日使う場所なので、費用対効果は高いはず。
リラクシア(Jタイプ)を選んだ理由
オプション費用を払ってまでリラクシア(Jタイプ)を選んだのは2つの理由があります。
- 壁にマグネットが付く
- キープクリーン浴槽(アクリル人造大理石)
壁にマグネットが付く
タカラスタンダードの浴室の壁はホーローでできており、マグネットがくっつきます。
他のメーカーの浴室の壁もマグネットがつくものが多いです。
多くのメーカーでは、壁の仕上げ材の裏に金属の板があり、強度を確保しています。
その金属の板があるため、浴室の壁にもマグネットがくっつくようになります。
タカラスタンダードの場合、仕上げ材のホーローそのものがマグネットがくっつく素材です。
そのため、他のメーカーよりもしっかりとマグネットがくっつきます。
シャンプーボトルなど重たいものでもしっかりくっつきます。
掃除が簡単
マグネット収納を活用することで、いつでも簡単に取り外しができ、掃除が楽になります。
浴室の収納は、どうしてもカビなどが発生しやすい場所になるので、掃除のしやすさは大きなポイントです。
シャンプーのボトルの底などヌメヌメになりがちなものでも、マグネットアイテムを使うことで、浮かせて仕様することができ、あのヌメヌメとサヨナラできます。
このシャンプーボトルは楽天で購入したものですが、シンプルでかなり気に入っています。
また、ライフスタイルの変化に合わせて、収納の種類や位置を変えることもできます。
ウチの場合は、子どもたちに合わせてシャワーヘッドの位置がココにあります。
キープクリーン浴槽(アクリル人造大理石)
私のなかでは、「リラクシアにするならキープクリーン浴槽(アクリル人造大理石)は必須」という考えでした。
どうしてもFRP浴槽だと賃貸感が出てしまうので、せっかく家を建てるなら、掃除も楽で見た目も綺麗なキープクリーン浴槽(アクリル人造大理石)に決めていました。
もちろん、タカラスタンダードの真骨頂であるホーロー浴槽もありますが、メチャクチャ高額…。
予算に余裕がある方は、ぜひ検討してほしいところですが、キープクリーン浴槽(アクリル人造大理石)もなかなか良いです。
我が家のお風呂の仕様
我が家ではタカラスタンダードのリラクシア(Jタイプ)を採用しましたが、選んだ仕様のなかで主なものをご紹介します。
開き戸
お風呂の扉には「開き戸・引き戸・折れ戸」の3種類が基本ですが、それぞれメリット・デメリットがあります。
開き戸のメリットは、何と言っても掃除が簡単なこと。
3カ月ほど前までは賃貸に住んでいましたが、そこのお風呂の扉が折れ戸でした。
折れ戸の場合、扉をスライドさせるためのレールがありますが、どうしてもそのレールにホコリがたまりやすく、さらにレールの凸凹も多いため「掃除を頻繁にしないといけないのに掃除しづらい」という最悪な状況。
絶対に折れ戸はナシ。というのが私の考えでした。
デザイン的にも開き戸が好きと言うのもあり、我が家では開き戸を採用しました。
横長ミラー
近年、「お風呂に鏡を設置しない」という方が増えています。
鏡がなくても特に不便がない、鏡は水垢などが目立ち掃除が大変などが理由として挙げられます。
我が家でも、「お風呂に鏡はいらないかなぁ」という考えでしたが、よく考えると、私がお風呂でヒゲをそるのであったほうが良いという考えに至りました。
ヒゲをそるだけなので縦に長い必要はないかということで横長ミラーを採用。
縦長の鏡よりも空間が広く見える(ような気がする)ので個人的には気に入っています。
毎日の掃除を考えると鏡はない方がラクです。
リラクシア(Jタイプ)を使ってみた感想(メリット)
リラクシア(Jタイプ)を採用して、当然ですが毎日使用しています。
実際に使ってみて感じた3つのメリットをご紹介します。
- 床が滑りにくくて安心
- 浴槽がツルツルで気持ちいい。掃除も楽。
- マグネットがつくのはやっぱり便利
リラクシアのタイル「キープクリーンフロア」ですが、適度な凹凸があり、非常に滑りにくいです。
6歳と2歳の子どもがいますが、足を滑らせる感じもありません。
我が家では、オプション費用を払って「Jタイプ」にアップグレードし、「キープクリーン浴槽(人造大理石浴槽)」にしましたが、これは大正解でした。
浴槽がとにかくツルツルで気持ちいいです。
毎日の掃除は、洗剤を使わなくてもスポンジでこするだけでOK。
週末だけお風呂用洗剤を使って浴槽を掃除しています。
マルの意見でJタイプを採用しましたが…正解でした笑
タカラスタンダードのホーロークリーン浴室パネルはマグネットがしっかりくっつきます。
シャワーヘッドの位置も上下左右自由自在に設定できます。
子どもの髪の毛を洗う際などに洗いやすい位置にシャワーヘッドを持ってこれるのでかなり便利。
シャンプーボトルなどを浮かせて置いておくことができるので、浴室インテリアの自由度も格段にあがります。
リラクシア(Jタイプ)を使ってみた感想(デメリット)
リラクシア(Jタイプ)を使ってみて感じたデメリットは「キープクリーンフロア」が冷たいことです。
冬場限定のデメリットにはなりますが、その日最初にお風呂に入る人は、驚くくらいに床が冷たいです。
暖かいシャワーをかければ、それ以降は温かさが続くので大きなデメリットではありませんが、真冬のキンキンに冷えた床はなかなかの威力。
タカラスタンダードのリラクシア(Jタイプ):まとめ
我が家が採用したのはタカラスタンダードの「リラクシア(Jタイプ)」ですが、採用してよかったと思えるお風呂です。
我が家の平均年収はおそらく全国平均くらい。
決して余裕があるとは言えないなかで、使いやすく快適なお風呂を選ぶことができました。
キープクリーン浴槽はツルッツルで毎日のお風呂がとにかく気持ちいいです。
シャワー派の私も長湯したくなるくらい気持ちいい浴槽です。
マグネットを利用して、お風呂で遊べるおもちゃをひっかけたり、小さな子どもがいる家庭にはおすすめのお風呂です。
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