タカラスタンダードのキッチンにしたいんだけど、食洗器はどうしよう
「EW-45RD1SU」の使い勝手ってどうなの?
三菱の食洗機は汚れが落ちないって聞いたんだけど…
そんなあなたの参考になると嬉しいです。
2022年10月に待望の我が家が完成しました。
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我が家では、キッチン・お風呂・洗面ユニットの3点をタカラスタンダードで揃えました。
揃えると、「シンクのグレードアップ(人造大理石)が無料」というキャンペーン中だったので。
元々、タカラで揃えるつもりでしたけどね。
今回は、我が家で採用した深型食洗機、三菱の「EW-45RD1SU」を徹底レビューしていきます。
結論から言うと、「食洗機のおかげでメチャクチャ洗い物が楽になった!」という感じです。
家を建てるまでは、食器を毎日手洗いしていました。
その時間を100%とすると、食洗器のおかげで25~30%くらいにできました。
初めての食洗機に感動しています。
タカラスタンダードのキッチン「グランディア」の深型食洗機は三菱製のみ。
我が家の場合、下記の2点が決定していたので、必然的に三菱製の食洗機になりました。
- キッチンはタカラスタンダードのグランディア
- 食洗器は絶対に深型
タカラスタンダードのキッチン「グランディア」を選ぶと、三菱製orリンナイ製の食器洗浄機から選ぶことができます。
しかし、「深型食洗機」は三菱製しかありませんでした。(2022年時点)
自分で施工業者を見つけて、他のメーカー(panasonicや海外製)の食洗機を設置する方法もあります。
しかし、万が一なにか不具合などがあった場合、タカラスタンダードの保証などは受けることができなくなります。
我が家は夫婦+子ども2人で生活をしており、食洗器を1日1回の使用で済ませるためには「深型食洗機が必須」でした。
夫婦共働きだと、朝の時間に予洗いや食器の詰め込みをしている時間はありません…。
『食洗機は必ず深型にすること』ということは、SNSなどでも家づくりの注意点としてよく挙げられています。
実際に食洗機を使ってみての感想としては、夫婦2人だけなら浅型食洗機でも大丈夫かと思いますが、3人以上で暮らす場合は深型の食洗機をおすすめします。
「EW-45RD1SU」は三菱の安いグレードの食洗機
タカラスタンダードのキッチン「グランディア」で深型食洗機を採用する場合、原則として三菱製の食洗機になります。
グランディアで選べる三菱製の深型食洗機には、2つのグレードがあります。
- 45MD1シリーズ(高価格)
- 45RD1シリーズ(中価格)
ちなみに、我が家が採用したのは「45RD1シリーズ(中価格)」です。
2つのシリーズの価格差は住宅会社によって異なりますが、おおむね5万~10万円前後です。
収納量はどちらのシリーズでも同じですが、食器の汚れが落ちやすくなる「シャワーミスト」は45MD1シリーズ(高価格)にしかない機能です。
洗浄力が気になる方は、45MD1シリーズの採用も検討してみてください。
外観、庫内
三菱の深型食洗機「EW-45RD1SU」はタカラスタンダードがサポートしている食洗機なので、キッチンの外観と統一できるのはメリットです。
サポートされていない食洗機を後付けすることも可能ですが、外観を揃えることができない場合が多いのでお気を付けください。
庫内はこんな感じで、下段+上段(下段の半分の面積)で食器を配置していきます。
下段は主にお皿やお椀、上段はコップを置くのが一般的です。
どれくらいの食器が入るのか
三菱のホームページや「EW-45RD1SU」の取り扱い説明書では、「44点の食器(約6人分)」が入ると言われています。
ですが、44点の食器を入れるのはちょっと現実的ではないです。
取扱い説明書を確認すると一目瞭然です。
コップが上段に隙間なく配置されていますが、我が家で普通にコップを置いてもこれが精いっぱい。
ちなみに、毎食ごとに食洗機を回すのであれば、ギリギリ6人分いけるかどうかです。
我が家では4人分(大人2人+6歳児+2歳児)の食器を、食洗器1日1回の起動でなんとか済ませています。
深型の食洗機で家族4人がギリギリなので、浅型を買っていたら1日2回の起動が必要になっていたと思います。
浅型の食洗機にしていたら、間違いなく後悔していました…。
洗浄力はそこそこ
大前提として、国産の食器洗浄機は予洗いすることを前提とした食洗機が多いです。
茶碗についたお米がカピカピになっていたり、カレーなどの落ちづらい油汚れの場合は予洗いが必須です。
お米のカピカピなら、しばらく水につけてふやかしたり、カレー皿ならキッチンぺーペーパーで油をふき取りましょう。
我が家の場合、洗剤を使っての予洗いは行っていません。
水やお湯である程度汚れを洗い流しただけで、食洗器に突っ込んでいます。
この「予洗い」があるので、前述した『手洗いの時間を100%とすると、食洗器のおかげで25~30%になった』という感想になっています。
洗い物の時間が0にはなりません。
1度だけ、まだ食洗器の使い方をよく知らなかった私が、予洗いをせずに食洗機を使ったことがありますが、やっぱり汚れは落ち切れていませんでした。
「予洗いもしたくないなぁ…。」という方は、洗浄力の高い海外製の食洗機の採用をおすすめします。
有名なのはミーレやボッシュの食洗機ですが、かなり高価(最低20万円。高いと50万円以上…。)です。
大容量+高い洗浄力なので、洗い物の時間をほぼ0にしたいという方は検討してみてください。
ウチは予算的に無理でした…。
静かすぎるほどの静穏性
地味かもしれませんが「EW-45RD1SU」のメリットとして、静かすぎるほどの静穏性が挙げられます。
同じ空間にいても「あれ?食洗機起動し忘れた?」と思うほど静か。
三菱のホームぺージでも、「運転音のレベルは図書館(40dB以下)」と記載されています。
テレビを見てるのに食洗器の音が気になる…
ということはまず起こりません。
メンテナンス
「EW-45RD1SU」は毎日のメンテナンスが必要ですが、めちゃくちゃ簡単です。
庫内の底にある「残さいフィルターを取り出し、残さいを捨てて洗うだけ」です。
月に1回程度、食器を入れない状態で洗剤を入れ「念入りコース」で起動しています(取扱説明書に記載のメンテナンス方法)。
庫内をゴシゴシする必要もないので簡単です。
一応、各パーツは簡単に取り外すことができます。
全てのパーツを外すのに30秒かかるかどうかなので、掃除も簡単。
食洗機は時短のキーマンなので、なるべく長く使っていきたいです。
注意点
「EW-45RD1SU」に限らず、食洗器全般の話ですが、通常の台所用洗剤は使えません。
台所用洗剤を使用すると泡が大量に発生してしまい、故障の原因になります。
必ず食器洗浄機用の洗剤を使いましょう。
ドラッグストアなどにも普通に売っています。
テフロン加工のフライパンなども食洗機で洗うことができません。
テフロンがはがれてしまい、フライパンの寿命を縮めてしまいます。
ステンレス製の水筒も食洗機では洗うことができません。
ステンレス製の水筒は、コーティングや塗装されているものが多く、食洗器で洗ってしまうとコーティングや塗装がはがれてしまう可能性があります。
ステンレス製の水筒のなかでも、食洗器対応の水筒もあるので、水筒の取扱説明書を確認しておきましょう。
「EW-45RD1SU」総評:おおむね満足しています!
我が家は初めての食洗機が、三菱の「EW-45RD1SU」でしたが、おおむね満足しています。
満足度95%くらいです。
我が家では深型の食洗機にしましたが、思っていたよりもギリギリの容量です。
洗浄力については、予洗いをすれば落ちないことはほぼほぼありません。
国産の食洗機は、予洗いを前提に製造されているので食器洗いの時間を0にはできませんが、それでも家事の時短効果は絶大です。
「家を建ててよかったな~。」と感じる要素の1つに、設備や家電による家事の時短が実現できたことも挙げられます。
毎日の食器洗いを30分短縮できると考えると、1週間で3時間30分の時短となります。
もう食洗機のない生活には戻れません…
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