リビングってどれくらいの広さが必要なの?
土地が狭くてあまり大きな家は建てられそうにないんだけど…
リビングってソファが必須なの?
そんな感じで悩んでいる方の参考になれば幸いです。
先に結論を書いておくと、ウチは「小上がり畳リビングにして客間と併用する作戦」で家づくりを行っています。
一般的には、「リビング=ソファに座ってテレビを見ながらくつろぐスペース」かと思います。
ウチが、そんな一般的なリビングではなく、「小上がりの畳みリビング」にした理由やメリット・デメリットを紹介していきます。
ウチには「一般的なリビングが不要」だった。
一般的には、「リビング=ソファに座ってテレビを見ながらくつろぐスペース」として使われていることが多いと思います。
ですが、夫婦で話し合った結果、ウチにはそのスペースは不要でした。
ウチには一般的なリビングは不要だと思うにいたった理由は次の3点です。
- テレビをほとんど見ない
- みんなが寝転がれるスペースが必要
- ダイニングを中心とした家づくり
小さな子どもがいる方には共感してもらえる部分も多いはず。
テレビをほとんど見ない
子どもが生まれてから、ゆっくりテレビを見る時間がほぼなくなりました。
というか、地上波の番組を見るよりYoutubeやAmazonプライムなどの動画配信サービスを見る時間が増えました。
アンパンマンを見るためにHuluを契約しているのはウチだけではないはず…苦笑
テレビは子どもたちに占領され、親はダイニングでスマホやタブレットで好きな動画を見る…そんな家庭も増えていると思います。
料理をしながら、中田あっちゃんのYOUTUBE大学を見ています苦笑
ウチの場合は子どもがまだ幼稚園児なので、子どもたちはテレビで子ども向けの番組(Youtubeやアンパンマン)を見ていますが、子どもがスマホを持つ年齢になるとおそらくテレビを見る時間が激減するはず。
「家族みんなで同じテレビを見る」というのは前時代的な考えで、今は「それぞれの端末で好きな番組・動画を見る」流れになってきています。
つまり、「テレビを見るためのスペース」を確保する必要性が薄れてきていると考えています。
みんなが寝転がれるスペースが必要
一般的なリビングの床はフローリングです。
なので、基本的に「ゴロゴロする場所はソファの上」ということになります。
ソファのサイズにもよりますが、寝転がれるのはせいぜい2人が限界。
2人がソファに寝転がると、他の人は座ることもできなくなってしまいます。
ウチの子ども2人はまだ幼稚園児なので、お昼寝するスペースも必要です。
2~3歳だとお昼寝にも添い寝が必要なので、ソファの上でのお昼寝はなかなか厳しいです。
子どもが小さいウチは、「フローリング+ソファ」という一般的なリビングは使いにくいというのが私の考えです。
そのうち子どもも大きくなる…という考え方ももちろんあります。
でも、子どもが大きくなったらなったで、「一緒にリビングでテレビを見る」というイメージから離れていきます…
ダイニングを中心とした家づくり
現在、賃貸に住んでいますが、私たち夫婦はダイニングでパソコンをしたり、スマホで動画を見る時間が多く、「リビング=子どもと遊ぶ場所」となっています。
今はスマホやタブレットで動画を見ることができるので、広いリビングは必要ないと考えています。
家族それぞれに見たい番組も違うので、「テレビの必要性が薄い=リビングの必要性が薄い」という感じです。
その分、ダイニング(ダイニングテーブル)を広くとり、家族でおしゃべりやボードゲームを楽しめるようにしています。
ダイニングテーブルを広く取ることで、(食事中以外は)子どもの勉強スペースや、親の仕事スペースとしても活用できます。
少し広めの幅160cmのダイニングテーブルを使っています。
子どもが大きくなったら200cmのダイニングテーブルにしたい!
畳リビングにした4つの理由とメリット
ウチはリビングをフローリングではなく「畳リビング」にしました。
畳リビングにした理由は4つあります。
畳リビングにした4つの理由
- 家族みんなで寝転がれる
- ちょっと疲れたときにゴロゴロできる
- 客間として使える
- スペースを有効活用できる
特に「家族みんなで寝転がれる」のは、小さい子どもがいる家族には大きなポイントです。
畳リビングならリビング全体が寝転がれるスペースになるので、4人家族でもみんなで寝転がれます。
ソファだと正直厳しいですよね。
家族みんなで寝転がれる
リビングをフローリングではなく、畳リビングにすることで、部屋全体を使って寝転がることができます。
特に子どもが小さいときは、お昼寝するスペースも必要なので、和室があると寝かしつけが楽になります。
わざわざ寝室に行かなくてもお昼寝スペースとして活躍してくれます。
ちょっと疲れたときに気軽に横になれる
畳リビングのメリットは、気軽にゴロンと横になれることです。
家事や育児でちょっと疲れたときや、子どもとリビングで遊びながらちょっとした隙に横になることができます。
フローリングの場合は、カーペットを敷いたとしてもなんとなく寝転がりにくい感じがあります。
春先などに日向ぼっこをしながらウトウトするのも、ソファよりも畳の方が気持ちいいです。
客間として使える
畳リビングは客間としても使えます。
例えば親族や友人が泊まりにきたときに、畳リビングであれば布団を敷いて寝室にすることができます。
これがフローリングだと、直接布団を敷くのは違和感があります。
小学校の家庭訪問の際にも使いやすいスペースです。
スペースを有効活用できる
畳リビングは、部屋全体がゴロゴロ寝転がれるできるスペース。
フローリングだと寝転がるためには、ソファがほぼ必須です。
畳リビングは、ソファを置く必要がないため、フローリングよりもスペースを有効活用できます。
ソファを置く場合のリビングだと、目安として10畳あれば十分なゆとりがあります。
畳リビングなら、家族4人で8畳あれば十分に4人で寝転がることができます。
坪数に余裕がない方は畳リビングを検討してみてください。
ソファを置くよりもスペースを有効活用できます。
小上がり畳にした5つの理由とメリット
ウチは畳リビングをフラットではなく「小上がり」にしました。
「小上がり畳リビング」にした理由は5つあります。
「小上がり畳リビング」にした5つの理由
- 段差に座って会話できる
- ダイニングにいる人と目線が近くなる
- リビングにホコリが入りにくい
- 就寝スペースとして快適
- 収納スペースを確保できる
段差に座って会話できる
小上がりにすることで、その段差に腰かけておしゃべりすることができます。
もちろんダイニングでもおしゃべりはできますが、お互いにイスに座ってしゃべるよりも距離が近くなるので、子どもとのコミュニケーションがとりやすいです。
イメージ的には、実家の縁側です。
将来的には親子でニンテンドースイッチなどのゲームを並んでできると楽しそうだなと考えています。
ダイニングにいる人と目線が同じ高さになる
小上がりにすることで、座った状態でも目線が高くなります。
ダイニングのイスに座っている人との目線の高さが同じになるので、コミュニケーションがとりやすいです。
お盆や年末などに、ダイニングチェアの数以上の人が集まった場合でも、小上がりに腰かけることでみんなで会話することができます。
リビングにホコリが入りにくい
小上がりにすることで、リビングにホコリが入りにくくなります。
畳みリビングは寝転んだり子どもが遊ぶスペースでもあるので、ホコリが侵入しづらいのは大きなポイント。
子どものお昼寝スペースとしても活用できるので、小上がりにするメリットは大きいです。
就寝スペースとして快適
小上がり畳にしておくことで、泊まり来た人が就寝するスペースとして快適に使うことができます。
畳みであることはもちろんのこと、小上がりにしていることで「床に寝ている」感覚がなくなります。
もちろん前述した「ホコリが入りづらい」のも、快適な就寝スペースのために重要なポイント。
ウチは妹夫婦の家に泊まったり、ウチに泊めたりする機会が多いのでかなり重要!
小上がり畳なら、リビングがそのまま客間として使えます。
収納スペースを確保できる
小上がり畳の下のスペースを活用して収納にすることができます。
子どものおもちゃやオムツなどを収納するスペースなるので便利です。
注意点として床下(畳下)収納は湿気が高くなりがちなので、長期間収納しておくのは避けたほうが無難です。
そう考えると、オムツなどの消耗品やおもちゃのケースなど出し入れの頻度が高いものを置いた方がいいです。
最終的に畳下収納はつけませんでしたが、収納以外にもメリットが多すぎます。
まとめ:畳リビングという選択肢もアリ!
一般的にリビングと言えば、フローリングでソファに座ってテレビを見たりくつろぐスペースです。
ですが、ウチのように「テレビをあまり見ない」という方も増えていると思います。
そんな方は、畳リビングという選択肢もアリです。
フローリングのリビングよりもくつろげるスペースが広くとれますし、客間として使うこともできます。
小上がり畳ならホコリも侵入しにくく、気兼ねなく就寝スペースとして案内できます。
ソファを置かないので、狭いリビングでもスペースを有効活用できます。
客間をつくらなくても人を泊めることができます!
リビングは家のなかでもメインとなる場所なので、しっかりと家族で話し合ってステキなリビングをつくってください。
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